診療放射線技師
採用メッセージ
診療放射線技師は、ただ検査業務だけ行い、結果を医師に渡すだけではありません。検査時、患者に説明を行ったり、多職種連携で患者と関わることの多い仕事です。高いコミュニケーション能力や医療情報の管理に対する責任感を持つことが必要です。病気の早期発見のためにも、隅々までしっかりと確認できる集中力や根気強さ、限られた画像情報の中で細かい部分に気づく洞察力が必要です。また、放射線技術の進歩が、直接患者のQOLの向上につながる分野です。最新の技術や知識についていけるように、国家試験合格後も勉強し続けられる人でなければなりません。国立病院機構はこのような診療放射線技師が活躍できる環境を整えています。
九州グループ 診療放射線専門職 大井
選考・応募
募集要項 | 令和7年度採用 募集要項(PDF) ※募集は終了しました |
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雇用形態 | 常勤 |
採用人数 | ・20名程度 |
応募資格 | ・診療放射線技師免許所有者 ・令和6年度に実施される診療放射線技師国家試験により診療放射線技師免許を取得見込の者 |
試験日 | ・令和6年7月5日(金) 一次試験(筆記試験) ・令和6年7月30日(火)もしくは令和6年8月1日(木) 二次試験(WEB面接) |
採用(予定)日 | ・令和7年4月1日 |
登録方法 | ※募集は終了しました |
就職説明会等
業務内容
一般的には、病院にある画像診断装置を操作します。得られた画像情報を用いて、3D画像再構成、AIを用いた画像解析により、診断、手術支援を行います。救急医療には画像診断は必要不可欠であり、24時間従事します。IVRによる血管系の治療、放射線治療によるがん治療も担います。また、放射線管理や機器管理といったコンプライアンスの担保などの重要な業務に携わります。
患者の立場に立って安全かつ安心な検査を行います。最適な画像診断情報や高精度の放射線治療技術を提供することを心掛け、チーム医療の一員として貢献しています。平時診療だけでなく災害医療にも積極的に取り組んでいます。
教育・研修
キャリアパス制度
国立病院機構には様々な機能、特色を持った病院があることから、病院それぞれの医療現場において活躍できる人材を育成するためのOJTや様々な研修を通して自身の技術・知識のスキルアップが可能です。放射線治療専門放射線技師、救急撮影認定技師、検診マンモグラフィ撮影診療放射線技師等の臨床認定資格取得のためのサポートを行っています。その他の各種関連団体認定による専門技師資格取得者が多数勤務しています。放射線に関する国家資格を有する診療放射線技師も数多く勤務しており、病院の放射線管理に携わっています。また臨床研究にも力を入れているため、国立病院機構総合医学会や放射線関連学会への発表・論文投稿を行っています。
診療放射線技師 | すべてのモダリティを経験して自分自身の診療技術の向上を図る。主任技師を補佐し装置の管理をする。 |
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主任診療放射線技師 | 認定資格を活かしたモダリティの専門者として、診療に従事し、診療機能を高める。後輩の育成を図る。 |
副診療放射線技師長 | 主任を統括して、診療が円滑に行われるよう務め、放射線管理に従事する。 診療放射線技師長を補佐する。 |
診療放射線技師長 | 放射線技術部門全てを統括管理する。多職種との協力調整、病院組織の機能向上を図る。 |
研修
- 本部主催
- ・災害医療従事者研修
・放射線関係法令研修 等
- 九州グループ主催
- ・新規採用者研修
・診療放射線技師特定技能派遣研修
(放射線治療、救急撮影、マンモグラフィ等)
・副診療放射線技師長研修 等
- 外部機関主催
- ・日本診療放射線技師会主催研修
・日本放射線技術学会主催研修
その他、各認定機構主催研修 等
※ = 感染症蔓延防止等に伴い現在研修を中止しています