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助産師 C.Tさん

NHO佐賀病院/看護部/助産師/令和3年4月1日入職

どうして、ここに入職されたのでしょうか?入職の決め手となったポイントや心の内をお教えください。

仕事風景
県外の大学で学ぶ中で、地元佐賀の良さを改めて感じ、地域の母子医療に関わりたいという気持ちが芽生えました。佐賀病院は県内で唯一の総合周産期母子医療センターであり、命のはじまりに寄り添い、助産師としてのやりがいと責任を感じられる場所です。病院見学の際に感じた「温かく誠実な職場の雰囲気」や「助産師として成長できる環境」に心を動かされ、「ここで働きたい」と自然に思えたことが入職の動機となりました。

入職前に抱いていたイメージや、入職して知った国立病院機構の魅力などをお教えください。

入職前は、全国のNHO関連病院で勤務できる組織の大きさに魅力を感じていました。年に1回開催される国立病院機構の総合医学会や独自の研修会も充実しており、他施設との情報共有も行うことができます。また、国立病院機構の「看護職員能力開発プログラム ACTyナースver.2」や「看護管理者能力開発プログラムCREATE」に沿って、各病院の特徴を踏まえ教育体制が整備されています。国立病院機構の役割を果たすために求められる能力を身につけることができ、さらに佐賀病院独自の助産師プログラムに沿って、助産師として自分自身の成長を実感できることが魅力だと感じています。

自身の病院ならではの魅力や取り組み、他病院と違う特徴、あなたから見た「ここが魅力」と思う点をお教えください。

これまでの経歴
佐賀病院は、MFICU、産科病棟、NICU/GCU、手術室、外来が新しく誕生する命を迎えるために、チームとして取り組んでいます。周産期領域は、佐賀県中部医療圏内における三次医療救急として重篤な母体搬送や新生児搬送を受け入れています。ハイリスク分娩のみでなく、正常分娩や無痛分娩を行っていることも特徴です。ハイリスク妊産婦の方へは妊娠~分娩~産後まで切れ目のない支援を提供するために、MSWや臨床心理士などコメディカル部門、さらに行政や福祉、地域とも連携しています。佐賀県委託事業として「子育て支援カウンセラー派遣事業」や「妊娠SOSさがホットライン」、佐賀市委託事業として「妊産婦・新生児訪問」などにも力を入れています。

「長く勤められる?居心地がいい、あったかい会社、誠実さ・マジメさが報われる・・・」等など、社風や職場の環境、 共に働くメンバーについて等、お教えください。

助産師として、MFICUで勤務をしています。職場は、医師や先輩方も常に親身に相談に乗ってくださり、安心して業務に取り組める温かな職場環境です。院内での助産師業務のみでなく、地域の小中学校へ出向き、性教育を行う活動もしています。次世代への健全な母性、父性の育成に携わりながら「赤ちゃんからお年寄りまで」幅広い世代の支援を行い、助産師としての学びを深めて成長できる点に魅力を感じています。